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モデレーター(マネージャー)運用ガイド

チャットが暴言やスパムで荒れたら配信そのものが崩壊します。良いモデレーターをどこでどう募集し、どんな権限を与え、どう報酬を渡すか — プラットフォーム別の実務と、よくある失敗5つ。

2026.05.10 公開·読了およそ6分

モデレーターを置く理由

  • 配信に集中している間、代わりにチャットを見て暴言・スパム・荒らしを取り除いてくれる
  • 視聴者の質問をまとめて本人に伝えてくれる(一人では全部読めないチャット)
  • 新しい視聴者を歓迎し、常連と空気を作る(雰囲気メーカー)
  • 配信者が席を外しているときに配信情報や次回スケジュールを案内してくれる

どこでどう募集するか

① 自分の配信の常連視聴者から

一番自然な経路。3か月以上コンスタントに来ていて、チャットの空気を上手く作っている視聴者に個別に声をかける。常連がモデレーターになると、他の視聴者もすぐ受け入れてくれる。

② Discordコミュニティ

自分のDiscordサーバーに「モデレーター募集」チャンネルを設置。応募書(志望理由、対応可能な時間帯、他配信でのモッド経験)を受け取り、1週間のトライアルを経て決定。

③ 友人・知人(条件あり)

信頼関係はあるが、視聴者から見ると「内輪のカルテル」に映りかねない。親しい人に権限を渡すなら、客観的なBAN基準をいっそう厳しく定めておくこと。

プラットフォーム別の権限設定

プラットフォーム呼称権限
TikTokModerator(モッド)
チャットBAN・キーワードフィルター・視聴者キック
ライブ中に視聴者プロフィール → 「モデレーターに指定」、またはPC版バックステージで事前指定
YouTubeモデレーター/マネージャー
チャットメッセージ削除・視聴者ブロック・ライブチャット管理
YouTube Studio → 設定 → 権限 → モデレーター(Moderator)を追加
アフリカ(SOOP)マネージャー
チャットBAN・強制退場・荒らしブロック・ブラックリスト管理
放送局メニュー → マネージャー管理 → 追加(総マネージャー/一般マネージャーの区別あり)
CHZZK(チジック)チャットマネージャー
チャットモデレーション・BAN・NGワード管理
スタジオ → チャット設定 → マネージャーを任命

BAN基準ガイドラインの例

全モデレーターが同じ基準で判断できるよう、1ページの文書にして共有しましょう。以下は一般的な例です。

即時永久BAN
  • ・暴言・ヘイト・差別発言
  • ・他の視聴者への人身攻撃
  • ・わいせつ・性的な内容
  • ・広告・外部リンクの連投
警告のうえBAN
  • ・同一メッセージの連投
  • ・主題と無関係な政治・宗教の議論
  • ・他配信者との比較・煽り
  • ・空気を壊す対立の誘発
介入しない
  • ・個人の意見・好みの表明
  • ・軽い冗談・ノリ
  • ・配信者への建設的なフィードバック
  • ・視聴者同士の普通の会話

報酬 — 無報酬 vs 有報酬

結論:最初は無報酬、一定規模を超えたら有報酬が一般的です。

無報酬(小規模ライブ)

常連視聴者が自発的に。代わりにグッズ・Tシャツ・ステッカーなど金銭以外の報酬+ライブで公の場で感謝を伝える。Discordの特別ロールも付与。

有報酬(月100万ウォン以上の収益)

ダイヤ・星風船収益の5〜15%、または固定月給(10〜30万ウォン)。明確な契約と勤務時間を合意し、税務処理(源泉徴収または事業所得)を検討。

よくある失敗5つ

  1. 1
    親しい視聴者一人に全権限を集中させる
    対処: 最低2〜3人、時間帯ごとに分散。一人が音信不通や対立になると配信運営が止まる。
  2. 2
    権限だけ与えてガイドラインがない
    対処: BAN基準(暴言・スパム・政治など)を明記した1ページのガイドを共有。同じ発言をある人はBAN、別の人は放置だと視聴者の信頼が崩れる。
  3. 3
    報酬の約束が曖昧
    対処: 無報酬/ダイヤ・星風船の一部/グッズ/メンバーシップなど、事前に合意。「あとで払う」は99%トラブルの原因。
  4. 4
    モデレーター同士の連絡手段がない
    対処: Discordの非公開チャンネルを運用。配信中の視聴者ケース、BAN判断、引き継ぎ事項の共有は必須。
  5. 5
    モデレーターが配信者より権力者ぶる
    対処: 定期点検 — 「視聴者がモデレーターを怖がっていないか」をモニタリング。権限濫用があれば即降格または解任。

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よくある質問

モデレーターは何人置くのが適切ですか?

最低2〜3名、同時視聴者100人以上のライブなら4〜6名を推奨します。1人に権限を集中させると、その人が音信不通になったり対立した時に運営が麻痺します。曜日・時間帯で分散し、誰がどのライブを担当するか事前に決めておきましょう。マネージャー1人あたり同時視聴30〜50人を管理するのが現実的な比率です。

モデレーターへの報酬はどのくらいが妥当?

小規模ライブ(月収益100万ウォン以下)は無報酬+グッズ・Tシャツ・Discord専用ロールなど非金銭報酬が一般的です。月収益100万〜300万ウォンからはダイヤ・星風船収益の5〜15%、または固定月給10万〜30万ウォンが市場平均。有償化する場合は明確な契約書・勤務時間合意・税務処理(源泉徴収3.3%または事業所得)を事前に決めておくとトラブルを防げます。

モデレーターを募集する最も安全な場所は?

自分の常連視聴者が第一候補。3か月以上継続して来てチャットの雰囲気を作る視聴者に個人的に提案すれば、他の視聴者も自然に認めてくれます。次点は自分のDiscordサーバーにモデレーター募集チャンネルを作り、応募書を受け取って1週間トライアル。友人・知人は信頼はあるものの視聴者から「内部カルテル」に見える可能性があり、デフォルトでは推奨しません。

BAN基準はどこまでモデに任せるべき?

1ページのガイドライン文書を作って共有してください。即時永久BAN(暴言・差別・人身攻撃・広告連投)、警告後BAN(同一メッセージ連投・無関係な政治宗教論争・他配信者との比較挑発)、介入しない(個人的意見・軽い冗談・建設的フィードバック)の3段階に明確に分類。同じ発言を誰かはBAN、誰かは放置だと視聴者の信頼が崩れるため、統一基準が要です。

プラットフォームごとのモデレーター権限の違いは?

TikTok: ライブ中に視聴者プロフィール → 「モデレーターに指定」、またはPCバックステージで事前指定。YouTube: YouTube Studio → 設定 → 権限 → モデレーター追加。AfreecaTV (SOOP): 放送局メニュー → マネージャー管理(総マネージャー/一般マネージャー区分あり)。Chzzk: スタジオ → チャット設定 → マネージャー任命。権限範囲はすべてチャットBAN・強制退出・禁止ワード管理が中心で、収益・アカウント権限は付与されません。

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